日本では、3歳以上の成犬の約80%が歯周病や歯周病予防軍と言われているそうです。人間も30代、40代の80%が歯周病であるというデーターもあり、人間も犬も現代社会では一緒みたいですね。

　犬の歯周病も人間と同じで、歯ぐきが腫れたり、骨が溶けて歯が抜け落ちるといった症状が見られます。また、口腔内だけの病気にとどまらず、全身の病気とも大きく関係していることも、人間と同様であります。心臓疾患である僧帽弁閉鎖不全症を発症している犬の血液から、歯周病菌と同様の菌が見つかった例や、肺炎を繰り返してた犬が歯周病治療をしたことで、症状が改善した例や、他にも糖尿病、腎臓や肝臓の疾患などとの関連も報告されているそうです。

　人間もペットとして買われているワンちゃんも一緒に歯周病予防が必要ですね。残念ながら、私はワンちゃんの歯周病治療はできません(笑)。

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