最新の歯磨き粉で虫歯予防をしよう! ~高濃度フッ素配合~
2021/05/07
毎日の歯磨きに欠かせない歯磨き粉。消耗品だからこそ、どれを選んでも同じだと思っていませんか。似たようなものばかりで結局何を買うべきなのか分からない、歯磨き粉は本当に必要?と考える方も多いですよね。
実は、歯磨き粉を使用した歯磨きの方が、使用しない歯磨きに比べて歯垢の付着量が3分の1以下になるんです。また、商品によって成分が異なるため、虫歯予防・ホワイトニング・歯周病予防・口臭予防など、目的別に選ぶことが大事(ホワイトニングといっても歯磨き粉でホワイトニングできないことは知ってくださいね)。その中でも、最近はフッ素が高濃度となっているものもあります。
歯磨き粉に含まれるフッ素濃度は、2017年から1500ppmが上限になりました。それまでの上限は1000ppmでした。虫歯を予防する上で、高濃度のフッ素の方が効果が高いことが分かっていました。海外では国際基準(ISO)の1500ppmを上限にしていて、健康被害も見受けられないことから、2017年に厚生労働省が上限を1500ppmとすることを承認したということによります。それを受けて、日本の歯磨き粉に含まれるフッ素濃度が引き上げられ、現在の1450ppmが上限で扱われています。