虫歯予防の食べ物 ~虫歯になりにく食事のポイント~
2021/08/04
食事は体を支えるために重要なエネルギー源ですが、虫歯になることは避けたいですよね。食べれば食べカスが歯に付着するし、脱灰(歯の表面が溶けること)も起こります。ただ、食べる食品を選ぶと虫歯になりにくくなるのは事実です。
虫歯になりにくい歯にするには、以下の3つのポイントです。
・歯を強くする栄養素を摂る
・免疫力を上げる食事で虫歯菌を抑制する
・歯ごたえのある食事で唾液の量を増やす
歯を強くする栄養素について、またの機会にお話しさせていただきます。
免疫力を上げる食事で、免疫力を高めれば、虫歯菌の活動も抑制することができるのです。免疫力を高める食材は、基本的に旬のもの全般です。また、次の食べ物も免疫力をアップすると言われています。
・じゃがいも・ごぼう・ニンジン・レンコン
・ブロッコリー・きのこ類など
・にんにく・玉ねぎ・長ネギ
・春菊・カボチャ
また、唾液には虫歯になるのを防ぐ働きがあります。水分でお口の中の汚れを洗い流すこと。次に、お口のpH値を中性にして虫歯菌を抑制すること。そして、唾液に含まれる殺菌・抗菌物質で虫歯を作らせないことです。唾液はあごの近くにある唾液腺から出ます。つまり、あごをたくさん動かせば、唾液腺が刺激されて多くの唾液が分泌されることになります。歯ごたえのある食べ物をよくかんで食べれば、唾液量を増やして虫歯を防ぐことができます。