片側噛みは危険!「偏咀嚼」について ~その① 片側噛みのチェック~
2022/02/02
普段食事するときに、どちらで噛んでいるかを意識して食べることはないかと思いますが、いつも同じ方の奥歯で噛んでしまっていないでしょうか?このいつも同じ方の奥歯で噛んでしまっている状態を「片側噛み」あるいは「偏咀嚼(へんそしゃく)」「片側咀嚼」とも呼びます。
片側噛みは癖になっていると、気がつかないまま何十年もその癖を続けてしまったりします。たかが片側噛みと侮っていると、長年の蓄積で身体中がゆがんでしまう!なんてことになったりもします。
【片側噛みかどうかのチェック】
顎にも、手と同じように、自分にとって使いやすい側がありますので、まずはそれを知ることが大切です。小さくてすぐに噛める食べ物を、何も意識せずに口の中に入れてみて下さい。そして、最初に噛んだ方が「利き顎」だと言われています。また、他の人に噛んでいる様子を見てもらうことも1つです。利き顎がわかると、「確かにそちら側でばかり噛んでしまっているな」と分かるのではないでしょうか。
また、外見上などで片側嚙みによくある特徴として、
・眉毛の高さが違う
・笑った時の口角の高さが違う
・ほうれい線の濃さが違う
・どちらかの顎がカクカクと鳴る
・片側の歯にばかり虫歯ができる
必ずしも片側噛みをしているというわけではありませんが、よくある特徴と言われています。片側噛みをしていると、良く噛む方の筋肉ばかりが鍛えられ、顔の筋肉のバランスが崩れます。
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