心臓が悪い方は、歯周病にも気をつけよう!
2019/06/26
歯周病菌はお口の中だけでなく、心臓にも悪さをすることはご存知でしょうか?歯周病菌は、全身に悪さをする慢性的な炎症であります。この歯周病菌は、心筋梗塞・狭心症と深い関りがあることがわかっています。
心筋梗塞は動脈硬化が原因であり、この動脈硬化の原因の一つとして、歯周病菌への感染も認められています。動脈硬化を起こした血管の中のプラーク(動脈硬化の病巣)を調べてみると歯周病の細菌が発見されたりしています。
アメリカの権威のある雑誌で報告されたデータから、「60歳未満で歯周病による骨の吸収が重症な人は、そうでない人と比べて2.48倍、心血管死(心筋梗塞)が発症しやすい」と、報告されています。
歯周病菌がある人は、健康な人も、すでに動脈硬化になってしまった人も、血管の状態を悪化させ、様々な病気になりやすいことが証明されています。
そのためにも歯科医院での正しいホームケアの仕方を教えてもらって、クリーニングで歯周病菌を減らしておくことが大事になってきます。