歯ブラシはどう保存してますか? ~間違った保存は雑菌のすみか!~
2022/08/12
みなさんは毎日歯ブラシで歯磨きをしていますよね。普段特に意識することもなく、使ったら水ですすいで歯ブラシスタンドに立てかけて終わり、という方がほとんどではないでしょうか。お口の中の汚れをきれいにするための歯ブラシですが、実は細菌の温床になりやすい環境であることはご存じでしたでしょうか?雑に扱うと雑菌が大繁殖してしまいます。
歯ブラシを常に清潔に保つため、正しい扱い方を覚えておきましょう。
歯磨きの後は「歯ブラシをさっと水で流し、歯ブラシスタンドに立てかけるだけ」、そんな方は要注意です。歯ブラシにはお口の細菌がたくさん付着しています。ある研究によると、この歯ブラシには1000万個以上の細菌がいるとのこと。歯ブラシの洗い方が雑だと、細菌はますます増殖してしまいます。使用後は歯ブラシに付着した汚れや歯磨き粉の残りなどを丁寧に洗い流し、水気を拭き取ってからスタンドに立てかける習慣をつけてください。できるだけ乾燥させるようにしましょう。
また、1つのコップに家族の歯ブラシを一緒にいれていませんか。それぞれの歯ブラシの毛先が触れ合うことで、他の人の細菌が移ってしまいます。間接的に「虫歯」や「歯周病」などの病気の細菌が感染する原因となります。
保管場所はどうでしょうか。お風呂とトイレが一緒になったユニットバスや台所では、トイレや食品の細菌が付着するリスクが高いです。また、お風呂は湿気によって細菌が増えやすい環境になっています。
歯ブラシはどれくらいで取り替えているでしょうか。歯ブラシは使用している期間が長くなればなるほど、細菌が多く残ってしまいます。やはり定期交換がベストです。毛先が広がってしまうと、きちんと毛先で汚れを落とすことができなくなるため、清掃効果が低下します。できれば1カ月に1本程度交換してみましょう。
★あわせて読んでいただきたい!