寝起きは口の中が気持ち悪い? ~朝のケアについて~
2022/10/04
忙しい朝は、朝食後にバタバタと歯磨きをして出かけることが多いこともあるでしょう。しかし、朝起きてすぐの口の中は、とても不潔な状態になっていることを知っていますか?また、朝起きたときにお口の中が気持ち悪い、口臭が気になる、なんてことはありませんか?
寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、お口の中が乾燥して、菌がたくさん繁殖しやすい状態になっています。寝起きのお口の中は繁殖した菌で非常に汚くなっているので、それが気持ち悪さやねばねば感といった不快な状態に感じることになります。
まずは朝起きてすぐ歯磨きをすることをお勧めします。時間がないどきは、うがいをして細菌を洗い流すことでも良いでしょう。マウスウォッシュを使うこともよりよいです。朝食をとってから歯磨きをするという方もいるかと思いますが、菌を取り除く前に食事をしてしまうと、食事と一緒に繁殖した菌を飲み込んでしまうことになります。そう思うとなんか気持ち悪いですよね。
もちろん朝食後の歯磨きは、食べかすの除去や口臭予防が主な目的になり、出勤や通学の際のエチケットとして、もちろん大切であることに違いはありません。しかし、朝起きた時の口腔内を想像すれば、起きてすぐの歯磨きを優先した方がよいことになります。できるなら起床時と朝食後の歯磨きをしていただきたいです。
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