詰め物の周りが黒くなった!虫歯?!

2022/10/20

詰め物の周りが黒くなった!虫歯?!

「詰め物が黒く変色している!」「虫歯になったのではないか?」そんな患者様が受診されることがあります。歯の詰め物(銀歯も)が黒く変色する原因としては

1)経年劣化(レジンなどの白い詰め物)

2)銀イオンの溶けだし(銀歯)

3)着色(コーヒー・タバコなど)

4)虫歯

などが考えられます。レジンなどの白い詰め物は、小さな虫歯の場合多く行われるますが、何年か経過すると黒く変色する場合があります。詰め物自体や詰め物の周りが、茶色から黒っぽく変色します。レジンはプラスチックであり、口の中の水分を吸収して膨張すると変色していくと考えられています。また、長年使っているとお口の中で削れて、歯とレジンの隙間にごくわずかなゆがみやヒビ、段差が出来てしまうと汚れが歯ブラシで除去しにくくなり、着色しやすくなります。

銀の詰め物(銀歯も)が入っている歯とその周辺が変色するケースがあります。銀歯の詰め物を使用している場合、銀歯などに含まれている金属イオンが歯や歯茎に溶け出ることで歯が黒く変色する場合があります。

詰め物をした歯自体が黒っぽく変色して、穴が開いていることもあります。これは明らかに新たな虫歯ができてしまっています。詰め物で覆われた歯は、虫歯に気づきにくく進行してから発見されるケースも多いですので、気になったら歯科医院で確認してもらいましょう。

 

 

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