歯医者怖い方には「笑気麻酔」があります!
2022/11/25
「歯の治療は怖いし・・」 いくつになっても歯医者に行くのは気が重い方は多いですよね。不気味なドリルの音。神経にさわるような痛みや振動など。実は私も子供の頃から虫歯が多いので、よくよく歯医者には通っていました。幼少期に受けた虫歯治療の痛みのトラウマは今でも覚えています。
そんな歯科治療恐怖症の方には、「笑気麻酔」という方法があります!笑気麻酔は、本来「笑気吸入鎮静法(しょうききゅうにゅうちんせいほう)」と言います。「笑気」と呼ばれるガスを吸うことで気持ちがリラックスし、不安や恐怖心を軽減させた状態で治療を受けることができます。人によって感じ方は異なりますが、「ボーッとした」「音が遠くに聞こえた」「ほろ酔い気分になった」「体が温かくなった」などの感覚を得られることが多いようです。笑気麻酔の場合は麻酔の作用も薄く、リラックスしているだけの状態なので、治療中も意識があり先生と会話もできます。笑気ガスは効果の消失も早いです。吸入を止めて10分もすれば、車の運転も可能。歯医者が苦手という人には、これほど心強いものはないかと思います。
また、高血圧や不整脈といった持病がある方にとって、歯科治療は大きな負担となることがあります。恐怖心が大きい場合、血圧の上昇や不整脈といった症状があらわれかねません。笑気麻酔を利用することは、そのような危険から患者さんを守ることにもつながります。緊張や不安によって過換気症候群になりやすい方にとっても安心です。
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