日頃の歯磨きについて ~歯みがきは回数や頻度ではなく「質」が重要~
2023/05/20
歯みがきは頻度や回数ではなく「質」が大切です。歯みがきの回数は守れていても、1回の歯みがきでしっかりと汚れを落とすことができなければ、虫歯や歯周病になりやすい口内環境が続いてしまいます。
歯みがきをする際は、1つの歯に対して20回ブラッシングすることを心がけましょう。奥歯から1つの歯ごとに丁寧にブラッシングしていきます。歯ブラシは横に動かすことが多いですが、ブラッシングしづらい場合は縦に持ち変えることで効率よく汚れを落とすことができます。
また、歯みがきは優しく小刻みに動かましょう。強いブラッシングの方が汚れを落とすことができるのではないかと思うかもしれませんが、強いブラッシングは歯の表面や歯茎を傷つける原因となり、それが原因で口内炎や知覚過敏といった症状に発展する恐れがあります。そのため、歯みがきは優しく軽い力で行いましょう。また、1本の歯ごとに汚れを落としていくため、歯ブラシは小刻みに動かすことも意識しましょう。
歯みがきにかけるべき時間は「3分以上」が推奨されており、これは全ての歯を丁寧に磨いた場合にかかるとされる目安の時間です。汚れを残さないように丁寧に歯磨きを行うと4分~5分かかる場合もあります。人によっては毎食後歯みがきができなかったり、時間がなくて丁寧に歯みがきができない方もいるかと思いますが、せめて夜の歯みがきだけでも丁寧にするなど、日頃から丁寧な歯みがきを意識することが大事です。
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