奥歯を抜いた後のブリッジは白くできないの? ~保険では銀歯~
2023/12/15
大切な歯を失うことは、とてもつらいものですよね。しかし、こっている歯が半分以下になってくると、どうして被せものをしても耐えられない場合は、抜歯をしていくことになります。歯を失ったときに選べる治療のひとつに「ブリッジ」があります。
◆ブリッジのメリット
ブリッジは義歯とは違い、装着による違和感が少ないのが特徴です。また、噛んだ感覚が直接歯に伝わるため、義歯よりも噛みごたえはあります。
◆ブリッジのデメリット
ブリッジをかけるときに、両隣の歯を削る必要があります。もともと健康な歯であってもブリッジにすることにより寿命が縮まる可能性があったりします。また、歯がない部分の力を支えている両脇の歯に負担がかかりやすい点があげられます。失った歯が1本の場合、両脇の歯は1.5本分の負荷に耐えなければなりません。
保険を適用してブリッジを入れるには条件があります。
1)失った歯は連続した2本まで
基本的には1本だけ歯を抜いた、もしくは隣り合った2本の歯を抜いた場合が対象となります。ただし、犬歯を含む場合には保険が適応されないケースもあります。保険適用の際には欠損部に応じた適応パターンで決まっております。
2)土台となる歯が2年間は問題ないと診断されている
3)ブリッジの素材
前歯には白いプラスチック製になっているブリッジになりますが、奥歯に関しては基本的に銀色の被せ物(銀歯)を使用することが条件です。
保険では奥歯のブリッジは基本的に銀歯になります。奥歯のブリッジを見た目の良い白い歯にしたい場合は、保険外診療(自費)のブリッジとなってきます。
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