口呼吸はいろいろデメリットがある! その③いびきや睡眠障害の原因になる
2024/02/13
今回は口呼吸のデメリットの「いびきや睡眠障害の原因になる」ついてお話していきます。口呼吸になると口周りの筋が弱化するため、舌が下に落ちるることで、寝ている時に舌により気道が閉鎖されやすくなります。また、顔の変形で気道の閉塞も起こり、いびきや睡無呼吸症候群などの眠障害が起こりやすくなります。
いびきや無呼吸症候群などの睡眠障害により睡眠の質が落ちることで、日中眠くなったり、日頃の疲れが取れなかったり、という症状にもつながっていきます。
いびきについてですが、いびきは大きく3種類に分けられます。その種類によって、対策や注意すべき点が変わってきます
①単純性いびき症
無呼吸や低呼吸がなく、日中の眠気がないタイプです。特に健康に問題はなく、すっきりと朝目覚められていれば心配はありません。お酒を飲んだ時、風邪などで鼻が詰まっている時、疲れている時などの原因で、一過性のいびきが発生するものです。
②上気道抵抗症候群
上気道が狭くなり、強い力で呼吸をするため睡眠が妨げられている症状のことを言います。睡眠が妨げられているのでしっかりと寝ているつもりでも、日中眠くなったりします。程度によって治療が必要になることもあります。
③睡眠時無呼吸症候群
習慣的ないびきが特徴で、睡眠中の体が無呼吸・低酸素状態になってしまいます。そのため眠りが浅くなり、日中の眠気を感じることが多くなります。様々な病気を引き起こす原因となってしまうので、適切な治療を行うことが大切です。
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