アイスキャンディや冷たい飲み物がしみる! ~知覚過敏~
2024/06/12
「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニック(ホワイトエッセンス大清水)です。」
暑くなり冷たい飲み物や食べ物を多く口にする機会が増えているでしょう。アイスキャンディや冷たいものを口に入れた途端、「うっ」と眉をひそめたくなるような感覚が走ったことはありませんか?虫歯でもないのに冷たいものが歯にしみるという場合、多くは知覚過敏症であります。知覚過敏は、日本人の3人に1人は感じたことがある痛みと言われています。
知覚過敏になるのは主に以下のようなことが原因です。
1)毎日の歯磨き(誤った歯磨き)
2)歯ぎしり
3)虫歯
4)歯周病
5)酸が含まれる食品の摂取の仕方
6)ホワイトニング
7)歯科医院での歯石除去
8)加齢
一番多いのが誤った歯磨きによるものです。歯を磨く時、固めのブラシでゴシゴシ磨いていませんか?歯をきれいにするための歯磨きですが、強すぎる場合は歯茎を傷つけたり歯茎の萎縮の原因になります。また、歯茎の際の歯を削ってしまったりもします。歯磨きするときの力加減(圧力)は、歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力でも十分に歯垢を落とすことができます。子どもの歯を磨く時も、弱い力で優しく磨いてあげると良いでしょう。
ある程度進行してしまった知覚過敏を除き、歯科医院ではコーティング剤の塗布によって十分に症状を改善することができます。しかし、コーティング剤がはがれると症状が出てしまうので、症状によっては何度か通う必要があります。早めに歯科医院に受診してひどくならないようにしていきましょう。
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