乳歯から永久歯に生え変わる年齢や順番は?

2024/06/26

乳歯から永久歯に生え変わる年齢や順番は?

「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニック(ホワイトエッセンス大清水)です。」

 

 「乳歯が抜けそうだんすが、永久歯が生える順番は大丈夫ですか?」という親御さんが来店されました。小学生のお子様をお持ちの親御さんは乳歯から永久歯にたくさんの歯が生え替わるので心配になったりすることでしょう。ご自分のお子さんの永久歯がいつ生えるの?乳歯がいつ抜けるの?遅いけれども大丈夫?と不安になる親御さんは多いと思います。そこで今回は、永久歯へと生え変わる時期と順番をお伝えしていきます。

 

 永久歯生えかわりの時期で大前提の知識として、

・上下で生えるタイミングが違う

・前と奥で生えるタイミングが違う

・男女で生えるタイミングが違う

というポイントがあります。奥歯よりは前歯、上あごよりも下あごの永久歯の方が早く生えて、女子の方が男子より早く生えてくる大まかに覚えておいて下さい。

 6歳前後になると最初の永久歯が生えてきます。以前は、下の一番奥の第2乳臼歯の後ろに「第1大臼歯」が、最初に生える永久歯でありましたが、最近は下の乳中切歯が永久歯「中切歯」に生え代わるほうが早い場合も多いようです。6歳前後と早い段階で乳歯のさらに奥に、乳歯を持たずに(乳歯と生えかわる必要もなく)歯茎を割って生えてくる第1大臼歯は「6歳臼歯」とも呼ばれています。下の中切歯が生えて、6か月から1年くらい過ぎるとその横の「側切歯」や上の中切歯が生え代わり、さらに数か月遅れて上の側切歯が生え代わります。

 9歳から12歳くらいにかけては、「側方歯群」と呼ばれる乳犬歯が「犬歯」、第1乳臼歯が「第1小臼歯」、第2乳臼歯が「第2小臼歯」に順次生え代わります。、さらに、11~13歳になると、第1大臼歯の奥に「第2大臼歯(別名12歳臼歯)」が生えてきて、最終的にすべての永久歯が生えそろうのは13~14歳頃です。

 もっとも、順番や時期には個人差があるので、これはあくまでも目安です。早いお子様ですと小学5年生で永久歯がすべて生えそろう子もいれば、中学3年生になってやっとすべて生えそろう子も見えます。永久歯があれば生えては来ますので、少々のずれであればとくに心配することはありません。また、20歳頃になると、さらに後ろに親知らず第3大臼歯)が生える場合もあります。

 永久歯の歯並びの確認のためにも、歯科医院で定期的に健診していくとよいでしょう。

 

 

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