猫背だと顎関節症になりやすい!?
2024/07/10
「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニック(ホワイトエッセンス大清水)です。」
顎関節症とは、顎の痛み・口を開けにくい・関節音がするといった症状を伴う、顎の関節や顎の筋肉の病気です。顎関節症というとよく骨の病気だと思われがちですが、その骨を動かしている筋肉の異常によって骨や軟組織に異常が発生しているのです。顎関節症の本当の原因は「筋肉」にあることがほとんどです。
その筋肉の異常を起こす1つに猫背の姿勢があります。パソコンやスマホ、仕事や読書をしている際に猫背になりがちです。椅子に座って長時間パソコン作業をするときは、余程意識をしていない限り、猫背になってしまうことが多いです。そして、パソコンの画面に集中するあまり、あごが前に出ている姿勢になりやすいです。また、頬杖をつく行為は、手であごを前に引き出してしまっているので、あご出し猫背に大きく影響します。
猫背は肩こりや頭痛の原因にもなりますが、顎関節症になりやすい姿勢です。猫背は背中が丸くなってしまっている姿勢で、なおかつ顔を前に突き出している状態です。この状態では、顎の可動域が必然的に狭くなってしまうため、うまく口を開くことができません。この状態が長く続いてしまうと顎や筋肉にたえず負担をかけ続け、顎関節症になりやすくなってしまいます。猫背は常日頃から正しい姿勢を心がけることが一番の矯正方法です。姿勢を正し、顔をまっすぐにすればスムーズに口を開けることができます。
顎関節症になったことがある方、猫背になっていなかったでしょうか。
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