部分入れ歯ってどんなのがあるの?

2019/09/02

部分入れ歯ってどんなのがあるの?

★部分入れ歯ってどんな種類があるのか?

 部分入れ歯は、ブリッジ(被せ物)のように、歯を削る必要がなく、残っている歯の本数や位置にあまり関係なく作ることができます。現在は様々な種類があって、選択の幅が広がっています。部分入れ歯を作ることになったら、長く快適に付き合えるように、種類やその利点・欠点についての説明を受け、歯科医師とよく相談しましょう。

 部分入れ歯を作る時に、迷うことが「保険の部分入れ歯にするか」「自費のものにするか」だと思います。保険の部分入れ歯は、安定のため、残っている歯に金属で引っ掛けるもの(クラスプ)を作ることになるため、お口を開いたり、笑ったりしたときに、金属が見えてしまうことがあります。その欠点を補うのが、自費の部分入れ歯ノンクラスプ義歯)になってきます。特殊なプラスチック素材で、金属で引っ掛けるかわりに、プラスチックのたわみで、歯に引っ掛けて安定させます。見た目は、部分入れ歯をいれている感じではないので、患者様にも好評であります。

 

★調整と定期健診が肝心です!

 患者さんは入れ歯が入ると、「これでひと段落」とほっとするでしょう。でも、すぐに入れ歯がお口に馴染むわけではないので、最終調整が必要になってきます。

 口が動き、食べるときに、入れ歯がどう機能するかは、実際に使ってみていただき、確認するよりほかに方法がありません。使い心地を試し、必要な調整を終えて、はじめて入れ歯は完成となるのです。

 また、残っている自身の歯のお手入れも大事になってきます。自身の歯が駄目になったら、また新しい入れ歯を作ったりしないといけなくなります。定期的なメンテナンスを受けて、入れ歯と共に、自身の歯も大切にしていきましょう。

 

 

 

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