歳を取ったら歯並びが悪くなった!?  

2024/07/17

歳を取ったら歯並びが悪くなった!?  

「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニック(ホワイトエッセンス大清水)です。」

 

 最近、「歳を取ったら若い時と比べて、歯並びが気になるようになった」「歳を取ったら食べ物が歯の間に詰まるようになった」とお悩みの方はいませんか?歯並びはさまざまな原因から悪くなることがあります。加齢もその1つの原因になります。

歳を重ねるごとに、次のような症状が現れることがあります。

・歯の間に食べ物が詰まりやすくなった

・歯茎が痩せてきた

・歯が傾いてきた

・歯がくすんできた

 歯が動くことはあるの?と疑問に感じる方もいますが、歯は少しずつ移動することはあります。加齢とともに歯並びは変化すると言っても、20~30代、40~50代の中年期、そして60代以上の老年期では少し意味合いが違います。中年期までの人生の前半では虫歯、歯周病などの明らかな原因や歯科治療の放置や中断、もともとの歯並びや悪い習慣などがほとんどの原因です。

 しかし中高年期以降においては、普段から定期的なご自宅でのケアや歯科医院でのメンテナンスを行っていたとしても、やはり生理的な加齢変化のようなある程度は避けようのない歯肉の退縮や歯の移動は起こってしまいます。 一般的に歯は加齢変化で前方方向に動いていく傾向があるので、若い時には綺麗に並んでいた前歯が、年齢とともに少し傾いたり、重なってくるようなことは起こります。 特に女性は閉経などに伴う女性ホルモンの変化と骨の代謝には深い関わりがあります。

 加齢による変化は仕方ないですが、虫歯や歯周病が進行して歯並びがさらに悪くなることを防ぐためにも定期健診が大切です。毎日歯磨きをしているから大丈夫と思う方もいますが、セルフケアだけでは磨き残しが原因で虫歯や歯周病を招く恐れがあります悪くなってしまった歯並びでも加齢によるものであれば、矯正治療(マウスピース)でキレイに戻すことは出来ますので、定期健診で相談するとよいでしょう。

 

 

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