「歯ぎしり」ってどうして起こる?
2024/07/31
「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニック(ホワイトエッセンス大清水)です。」
歯ぎしりを放置していると、さまざまな健康への悪影響が起こります。その歯ぎしりがどうして起こるかは様々な原因があります。
1)ストレスと精神的な負担
現在はストレス社会と言われるように、ストレスはかなり深い関連があります。日々のストレスや精神的な負担は、自律神経を乱し、それが睡眠中の無意識の行動であるつ歯ぎしりを引き起こします。これを防ぐためには、日々のストレスを軽くするような行動が重要になります。瞑想、深呼吸、適度な運動、趣味の時間を設けるなど、ストレスを減らすための工夫をしてみましょう。
2)睡眠時の問題
睡眠時無呼吸症候群や気道の狭窄は、歯ぎしりの大きな原因の一つです。気道が狭まることで、空気の流れが乱れて睡眠中に歯ぎしりを引き起こすことがあります。良い睡眠がとれる環境を整えることが大事になってきます。
3)身体的な原因
薬剤の副作用や既存の病気が関係している場合があります。例えば、うつ病治療薬などの副作用で歯ぎしりが起こることが知られています。抗うつ薬によって、睡眠中の筋肉の緊張が起こり歯ぎしりを起こすことになります。このような場合は医師と相談して、薬剤の見直しなど検討してもらうことになります。
4)生理的・物理的な要因
噛み合わせの不具合や歯並びの悪さ、枕の高さが歯ぎしりに影響を及ぼすことがあります。これらの物理的な要因は直接的に口腔内の状態に影響を与え、歯ぎしりを引き起こすことがあります。噛み合わせや歯並びの治療をすることも可能ですが、そこまでの治療を希望しない場合は、睡眠時、ナイトカードというマウスピースを装着し、歯ぎしりによるダメージを緩和する方法が有効です。
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