食いしばりが肩こり、頭痛、腰痛の原因に?!
2024/08/30
「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニック(ホワイトエッセンス大清水)です。」
朝起きると口が開きにくい、顎がだるいなと感じたことはありませんか?何かに集中しているとつい歯に力が入ってしまう方もいませんか?「食いしばり」は、歯を強く噛みしめることや、歯を強くかみ合わせる習慣を指す言葉です。この症状は「歯ぎしり」としばしば混同されますが、歯ぎしりは通常、夜間に無意識に行われる歯の摩耗を伴うもので、睡眠中に起こります。一方、「食いしばり」は通常、日中に起こり、意識的に歯を強く噛みしめることを指します。食いしばりが続くと、いろいろな問題が起こってきます。
1)歯が摩耗したり、欠けたりする
歯が異常にすり減る、折れる、ヒビが入るという恐れがあります。被せものや詰めものをしている場合は、大きな力がかかるため欠けたり外れたりすることもあります。
2)歯茎が下がり、歯の根元が露出することによって、知覚過敏が生じる
歯のすり減りが続くと、歯表面を作っているエナメル質が削られ象牙質が露出し知覚過敏の症状が出やすくなります。また歯茎に力が加わることで歯周病を招き、歯肉が下がってしまった部位が知覚過敏を起こす場合もあります。さらに、長く大きな力が加わることで歯並びが乱れ、噛みあわせに影響が及ぶこともあります。
3)顎に負担がかかり、痛みが生じたり、口を大きく開けにくくなったりする
4)噛みしめるときに使う筋肉の負担から、頭痛、肩こり、腰痛の原因になる
肩こりや頭痛・腰痛といった症状が現れる場合があります。強く食いしばると顎をはじめ頭、肩の筋肉が緊張し、その疲労感で肩がこったり締め付けられるような頭痛に苦しめられたりします。さらには身体のバランスが崩れてしまい、腰痛まで招くケースもあるのです。
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