舌は身体の健康を表す!?  ~東洋医学での舌診~

2025/01/30

舌は身体の健康を表す!?  ~東洋医学での舌診~

「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニックです。」

 

 自分の「」気にしたことありますか?東洋医学には、舌の色と形、舌苔(ぜったい)、舌裏の血管を見て体調を知る「舌診(ぜっしん)」という診断方法があります。粘膜で覆われ多くの血管が集まる「舌」は、血液や体液の状態が反映されやすい部位であります。「舌者、心之苗也。五臓六腑之大主」といい、舌は五臓六腑の状態が反映されます。東洋医学、漢方の世界では舌診は身体の状態を知るためにとても重要です。

 舌は健康状態によって日々変化し、その変化の種類によって体のどこが悪いかがわかります。気(エネルギー)、血液や水分代謝の状態をはじめ、病気が内臓まで影響しているのか、体が冷えているのか、逆に熱を帯びているのかも知ることができます。舌の着目すべきは「」「」「大きさ」です。舌は内臓の鏡ともいわれますが、不健康な舌は色の濃淡に特徴があり、いびつな形をしています。次に見るのは「舌苔」です。舌苔とは、舌の表面にある苔のようなものです。さらに「舌裏の静脈」も観察します。

 

 健康な舌の色は淡いピンク色ですが、赤みが強い場合は体内に熱がこもっている可能性があります。逆に、青白い舌は冷えや血行不良の可能性があります。また黄色い場合は、内臓機能の低下や消化不良の兆候が考えられます。

 舌の形状については、ぷっくり膨らんでいたり、歯型がついている場合は、体内の水分バランスや腎機能に問題がある可能性があります。また、舌が細く尖っている場合は、栄養不足や気力の低下を示すことが多いです。形状の変化は、体調や体質の変化を反映しています。

 舌苔は健康状態を判断する上で見逃せない要素です。舌苔の色や厚さ、質感からは、消化器系の状態や体内の毒素の蓄積状況を読み取ることができます。例えば、白い舌苔は主に湿気や消化不良を示しますし、黄色い舌苔は体内に熱があることが多いとされています。

 さらに精神的な状態やストレスも反映したりもします。舌の動きや発音の変化、触った感触から、心身の緊張状態や不安を感じることもあります。舌診は単なる身体的な健康状態だけでなく、精神面についても知る重要な手段となります。

 日々、自分の舌をチェックしてみるものよいでしょう。

 

 

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