歯科医院でのカード払いや電子マネー払いをしたい

2025/03/26

歯科医院でのカード払いや電子マネー払いをしたい

「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニックです。」

 

 医院でのキャッシュレス決済についてです。最近では、スマホを使った電子マネー決済やカード払いが当たり前になってきています。コンビニやスーパーなどでは、現金を使わずに簡単に支払うことができますよね。では、歯科医院・医院や病院でもキャッシュレス決済はできるのでしょうか?

 実は、医院や病院ではカード払いや電子マネーによる支払いが可能であったりします。ただし、それにはキャッシュレス決済を導入するためのシステムが必要になります。すべての医院や病院が対応しているわけではなく、特に小規模な医院や病院では現金のみの対応となっているところが多いのが現状です。また、保険診療と自由診療で対応が異なることもあります。例えば、大きな病院や歯科医院・医院では自動精算機を導入し、カード払いや電子マネーでの決済ができる場合がありますが、これらがすべての診療に適用されるわけではありません。特に保険診療については、キャッシュレス決済を導入しづらい事情があります。

 

なぜ保険診療ではキャッシュレス決済が難しいのか?

 その理由のひとつが「決済手数料」です。キャッシュレス決済には、一般的に2〜3%の手数料が発生します。自由診療の場合は、その手数料分を考慮して料金を設定することができます。しかし、保険診療は厚生労働省によって診療報酬の金額が決まっており、医院側が自由に値上げすることはできません。そのため、決済手数料は医院や病院の負担となり、経営に影響を及ぼす可能性があります。

 大きな病院や医院では、キャッシュレス決済を導入することで人件費削減や業務効率化のメリットがあるため、積極的に導入される傾向があります。しかし、小規模な医院ではそのメリットよりも手数料負担の方が大きくなり、現金払いを維持せざるを得ないのが現状です。

 私の歯科医院では、保険診療については現金払いのみとし、自由診療についてはカード払いも可能にしています。このように、医院ごとに支払い方法が異なるため、受診の際には事前に支払い方法を確認しておくと安心です。

 キャッシュレス決済が普及する中で、医療機関でも導入が進んでいますが、保険診療に関しては課題も多く、すぐに全ての医院で対応できるわけではありません。今後の国の制度の変化や技術の進化によって、より便利な支払い方法が増えることを期待したいとは思いますが、国がすることはいかんせん手間のかかることばかりで。

 

 

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