大きな虫歯、深い虫歯で痛みが大きくても神経を残すことあります!

2025/04/03

大きな虫歯、深い虫歯で痛みが大きくても神経を残すことあります!

「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニックです。」

 

 虫歯を放置して痛みが強くなって歯科医院を受診したら、虫歯の大きさや深さによって治療を決めていきます。大きな虫歯でも神経を残すこともあります。その場合は、「直接覆髄法(ちょくせつふくずいほう)」を行います。

 直接覆髄法(ちょくせつふくずいほう)は、深い虫歯の治療中に歯の神経(歯髄)が露出した際、その神経を保存し、歯の寿命を延ばすための治療法です。従来、神経まで達した虫歯は、感染や痛みを防ぐために神経を取り除く「抜髄(ばつずい)」が一般的でしたが、神経を抜くと歯が脆くなり、寿命が短くなるリスクがあります。

直接覆髄法の適応条件

 この治療法が適用されるためには、以下の条件が重要とされています:

  • 自発痛がないこと:​何もしなくても痛む場合は、神経が深く侵されている可能性があります。ただ自発痛があっても神経を残してみることはあります。
  • 電気歯髄診で反応があること:​神経がまだ生きているかを確認する検査です。
  • レントゲンで根の先に異常がないこと:​根の先に炎症や感染がないかを確認します。
  • 歯髄に炎症がないこと:​炎症が進行している場合、神経を保存するのが難しくなります。

ただし、治療後に強い痛みが続く場合は神経を取る治療に移行していきます。

使用される材料

 直接覆髄法で使用される主な材料には以下のものがあります:

  • 水酸化カルシウム:​多くの臨床研究でその効果が証明されている信頼性の高い材料です。
  • MTA(ミネラルトリオキサイドアグリゲート):​生体親和性が高く、成功率を向上させる新しい材料として注目されています。

これらの材料は、歯髄の保護と再生を促進する役割を果たします。

メリットとデメリット

 直接覆髄法のメリットは、神経を保存することで歯の感覚や強度を維持できる点です。一方、デメリットとしては、全てのケースで適用できるわけではなく、歯髄の状態や炎症の程度によっては他の治療法が選択されることもあります。また、治療の成功には、精密な診断や無菌的な環境での処置が重要となります。

 

 

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