歯の着色ってどうしてつくの?
2020/02/08
「歯の着色汚れってどうして起こるんでしょうか?」「コーヒーや紅茶、カレーなど、着色汚れの原因の食べ物とどう関係してるのか?」というご質問がありました。
毎日歯磨きをしていても、歯面に着色がみられるのは珍しくありません。歯磨きだけでは、着色を完璧に予防できない場合が多いです。
着色の原因としてまずはタバコが一番思いつくでしょう。次に、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなどの食品が思いつくことでしょう。タバコに含まれる「ヤニ」や、コーヒーや紅茶、赤ワインなどに含まれる「ポリフェノール」は、単に汚れが付着しただけでなく、唾液中のタンパク質(ぺクリル)と結びついて歯面に沈着してしまうことが原因です。
ホワイトニング効果をうたった歯磨き粉も多く販売されていますが、歯磨き粉だけで着色汚れをすべて除去することは困難なことが多いでしょう。 また、着色をしっかり取り除こうと思うと、ついついブラッシング圧が強くなりすぎ、歯面や歯肉に負担をかけることにもつながります。
歯科医院のクリーニング(PMTC)は、セルフケアでは除去できない着色を除去できます。毎日のブラッシングで着色を予防し、定期的にクリーニングを受けることで、歯の白さの維持はもちろん、お口の健康維持につながりますので、いつまでも笑顔で過ごすことができるでしょう。