歯医者のイメージというと、「痛い」「怖い」というよいイメージがない方が多いのではないでしょうか。「怖くてなかなか歯科医院に行けない」という方も少なからずいて、そのような方は、お口の中が虫歯などのトラブルがたくさん……。もっと早くに来院してくれていれば、大変な治療をしなくて済んだのにと、悔しい思いをすることもあります。

　今は、麻酔も進化して痛みを感じにくくなっていたり、麻酔をする前の麻酔もあったりと、痛みや不安、ストレスをできるだけ感じさせないように治療を行う方法があります。その中の1つとして、「笑気吸入鎮静法（笑気麻酔）」という治療法があります。まだ知名度が低いことも考えられるのですが、歯医者さんに恐怖心がある方にはぜひ知っておいてほしい方法です。笑気ガス（亜酸化窒素）と高濃度の酸素を吸引することで、穏やかな鎮静状態になり、不安感や恐怖心を抑えリラックスして治療を受けることができます。
　笑気という名前ですが、笑ってしまいそうになるわけではなく、お酒を飲んだようなフワフワした気分になります。全身麻酔と違って意識がある状態で治療ができるため、痛みがあれば知らせることも可能です。高濃度の酸素を同時に吸入することから、局所麻酔の働きがよくなることもメリットの1つです。吸入を止めてからの意識の回復も早く、30分以内には体外に排出できるため、治療後は数分で帰宅できます。このように、笑気麻酔にはさまざまなメリットがあります。

　当院でも行っていますので、ぜひご相談ください！

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