お子様の虫歯を予防するためにはどのような食事、おやつの食べ方が良いか?
2020/09/09
最近は親御さんの仕上げ磨きや予防意識向上に伴って、お子様の虫歯は劇的に減少してきています。お子様の虫歯予防のためにどんな食事やおやつがよいかと聞かれることも多いので、今回はそのお話をさせていただきます。
虫歯はお口の中の虫歯菌が作り出す酸によって発症します。そして虫歯菌の活動の基は糖です。つまりはお口の中に頻繁に、あるいは長時間の間、糖が存在すればそれだけ虫歯菌の活動が活発になり、虫歯が出来やすくなるということになります。
例えば、おやつを与えるときもダラダラと食べさせず、けじめをつけて与えることが大切です。お子様が一度に食べきれないお菓子をパックや箱ごと与えたりしないようにしましょう。また、飲みきれないジュースを持たせたりするのは、最もよくありません。同じ甘い物でも短時間でまとめて食べて、すぐお茶やお水でも飲んでおけば(もちろん歯みがきをすることが理想ですが)、はるかに虫歯になりにくくなります。1日のうちの食べ物の摂取回数が多いほど、お口の中は虫歯が出来やすい状態になる事を覚えておいて下さい。
お子様の生活リズムを大切に、けじめをつけた生活をして、よく遊び、出来るだけ空腹状態で食事が、美味しく食べれるようにしましょう。たくさんの食事を食べれば、おやつは自然と少なくなるでしょう。